自然界のあらゆるエネルギー【気】の影響を受け続けて生命を維持しています。
私達の生命は自然界の莫大なエネルギーの狭間で営まれています。
【気】は、人などあらゆる生命体にあらゆる影響を及ぼしうる、あらゆるエネルギーの総称です。
そして、生命を司るエネルギーなのです。
【気】は「天の気」(太陽、月など宇宙からのエネルギー)と「地の気」(地球の中からのエネルギー)との2つに大別されます。例えば代表的な例に「天の気」の一つに「遠赤外線」が上げられます。「遠赤外線」の中でも「生育光線」は、NASAの宇宙船内実験において生物の存在に欠かせないことが明らかにされています。
自然界からの恵【気】が無ければ、生命維持は成り立たないのです。
【気】の通り道 【経絡(けいらく)】
東洋医学では、【気】が身体内を巡る通り道を【経絡】とよんでいます。臓腑と体表を結ぶ全身に分布するルートです。正経12経絡と奇経8脈のうちの2つ任脈と督脈をあわせた14経絡で成り立ちます。【経絡】は内臓と繋がっていて、内臓に異常があれば【経絡】やツボに反応がでます。【経絡】を知ることで身体の中の状態を知ることができ、【経絡】・ツボを刺激することで、体表内臓反射により内臓の働きを良くしたり内分泌系の活性化を促進します。
・・・イメージしてください・・・
電車【気】が線路【経絡】を走り、線路【経絡】は駅【ツボ】と駅【ツボ】を結んでいます。
【経絡】循環は『ROXテラピー』最大のポイント・キーワードです。
【経絡】と密接な関係にある【関連筋】
『ROXテラピー』では、【経絡】と密接な関係にある筋肉を【関連筋】として位置づけています。
「天の【気】」は・・・
手の【経絡】から入り、【関連筋】を経由して内臓に行き、足の【経絡】から出て行きます。
「地の【気】」は・・・
足の【経絡】から入り、【関連筋】を経由して内臓に行き、手の【経絡】から出て行きます。
『ROXテラピー』を解説する上でこの循環理論が最も重要なポイントであり、『ROXテラピー』の基本概念となります。
そして、この【経絡】循環が健康を大きく左右しているのです。